アソシエイト

髙橋 直子

NAOKO TAKAHASHI

大阪事務所 日本語・英語


メッセージ

弁護士になって20数年、メーカー、商社、建設会社、金融機関等、多種多様な会社と一緒に仕事をしてきました。数多くの訴訟に携わった経験を有しており、取引や事業の実情を把握し、依頼者の方々と共に、戦略を立てて訴訟を進め、紛争解決を図っていきます。
また、2年間企業(メーカー)に出向し、会社の中でチームとして仕事をし、その後、別の企業(メーカー)の法務部門立ち上げ、コンプライアンス機能の強化の支援を行うなど、会社の中に入っての支援も行ってきました。かかる経験を生かして、それぞれの会社の実情を踏まえて、リスクへの対応をとりながら事業を展開するサポートをいたします。
依頼者の抱える問題・懸念を解決し、よりよい選択(意思決定)を支援することで、関係者の幸せ、よりよい社会へとつながるよう、日々の業務に励んでいきたいと思います。

企業取引

契約書の作成、取引先との紛争対応、下請法に関する相談、契約解消、債権回収、取引先の倒産への対応、担保の取得、不動産をめぐる紛争対応、様々な交渉、訴訟などを担当します。

コーポレート/コンプライアンス

取締役・監査役の善管注意義務に関する助言、不祥事対応、内部通報制度の運用のサポート、株式買取請求、議事録閲覧請求その他の商事非訟事件への対応、株主総会の準備・議事運営のサポートなどを行います。
また、企業がより様々な問題に対応することを求められる状況の中、当該企業の実情に合わせた、コンプライアンス体制強化、法務機能強化の支援を行っています。現場でビジネスを担う事業部の方々に、平易な言葉でわかりやすく必要な情報を伝えたいと考えています。

M&A

株式譲渡、事業譲渡等のM&A案件について、助言、合意書・契約書の作成、対象会社のデューデリジェンス等をいたします。

人事・労務

ハラスメント、労災事故、従業員とのトラブルへの対応、就業規則等の改正、契約書・合意書・誓約書等の各種書面の作成、研修の実施等を行います。

学校問題

弁護士になって以来、子どもに関する案件に取り組んできました。現在は、スクールロイヤーとして学校を訪問して学校の相談に応じるなどしており、学校におけるトラブル・危機管理、(子どもの成長・発達を大切にする観点から)子どもに関する案件も扱っています。

経歴

1992年 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎 卒業
1996年 司法試験合格
1997年 京都大学法学部卒業
1999年 司法修習修了(51期)
大阪弁護士会登録 中祖法律事務所入所
2009年 弁護士法人第一法律事務所入所
(2011年~2013年 企業(大手メーカー)に出向)
2016年 色川法律事務所入所

役職・所属・資格等

公職

  • 司法試験考査委員・司法試験予備試験考査委員(商法)(2021年11月~)
  • 交野女子学院視察委員会委員(2024年~)

その他

  • 大阪市スクールロイヤー(School Support Expert Team委員)(2019年~)
  • 大阪市指導力向上支援・判定会議委員(2018年~2022年)
  • 大阪市学校適正配置審議会委員(2018年~2022年)
  • 関西学院大学法科大学院 非常勤講師(2007年~2012年)
  • 大阪府児童虐待等危機介入援助チーム委員(2000年~)
  • 大阪弁護士会 子どもの権利委員会 委員(1999年~)

主な案件実績

  • 企業買収の合意書・契約書の作成、対象会社(運送会社等)のデューデリジェンス
  • 懲戒処分取消事件(ハラスメントを理由とした懲戒解雇の取消が争われた事件、雇用者側)
  • 損害賠償請求事件(ハラスメントを理由とした損害賠償請求事件の労働審判・訴訟、いずれも雇用者側)
  • 損害賠償請求事件(作業中の事故について、会社の安全配慮義務違反が争われた事件)
  • 動産引渡仮処分・動産引渡請求訴訟(契約書の作成されていない取引の法的性質、動産の所有権等が争われた事件)
  • 会社(メーカー)における法務部門立ち上げ・コンプライアンス機能の強化の支援

主な著作

  • 『Q&A民事保全・執行 実務の勘どころ110 ―申立てから事件終了までー』共著(新日本法規出版)
  • 『Q&Aでわかる業種別法務 製造』共編著(中央経済社)
  • 『無料求人広告のトラブル』病院83巻1号(医学書院)
  • 『裁判所の差押命令への対応』病院82巻7号(医学書院)
  • 『トランスジェンダーの職員によるトイレの使用 経済産業省事件の最高裁判決を受けて』病院82巻10号(医学書院)
  • 『トランスジェンダーの職員への合理的配慮』病院81巻9号(医学書院)
  • 『改正会社法施行規則の実務対応 取締役の報酬等』ビジネス法務2021年3月号Vol.21(中央経済社)
  • 『Q&A兼務役員の法務と実務ー企業集団における人材活用』共著(商事法務)
  • 『Q&A会社のトラブル解決の手引き』共著(新日本法規出版)
  • 『差止請求モデル文例集』共著(新日本法規出版)
  • 『中小企業の会社法実務相談』共著(商事法務)
  • 『子どもの虐待防止・法的実務マニュアル』共著(明石書店)
  • 『企業のインテグリティ(Integrity)と専門家としての責任の推進の中核となるゼネラル・カウンセルの役割(1)(2)』(サラ・ヘレン・ダギン)共同翻訳(中央ロー・ジャーナル17巻2号・3号)

近時の講演・セミナー等

  • 2024年 債権保全・与信管理の研修(企業)
  • 2024年 コンプライアンス研修(病院)
  • 2023年 ハラスメント研修(大学)
  • 2023年 ハラスメント相談員研修(地方自治体)
  • 2023年 株主総会セミナー「三ツ星事件~自社の株式が買い集められたら」
  • 2022年 ハラスメント相談員研修(地方自治体)
  • 2022年 ハラスメント研修(企業)
  • 2022年 株主総会セミナー「株主ではない弁護士の代理出席」
  • 2021年 「借地借家法の実務ー不動産をめぐる紛争」(大阪弁護士会選択型実務修習プログラム)
  • 2021年 大阪弁護士会職員向け「ハラスメント研修」
  • 2021年 株主総会セミナー「株主総会におけるオンラインの活用」
  • 2020年 「借地借家法の実務ー不動産をめぐる紛争」(大阪弁護士会選択型実務修習プログラム)
  • 2020年 ハラスメント相談員研修(地方自治体)
  • 2019年 下請法セミナー「相談事例検討と各社の運用」
  • 2019年 「営業秘密の保護と秘密保持契約」(企業) ほか

講演・執筆

「病院・診療所経営の法律相談」を田辺総合法律事務所との共編著で出版しました
当事務所弁護士らが執筆した「事例で学ぶ 医療機関で起きる法的トラブルへの対処法」(医学書院)が発刊されました
「医療機関で起きる法的トラブルへの対処法(第33回)無料求人広告のトラブル」『病院』第83巻第1号(医学書院)を執筆しました
「トランスジェンダーの職員によるトイレの使用 経済産業省事件の最高裁判決を受けて」『病院』第82巻第10号(医学書院)を執筆しました
「医療機関で起きる法的トラブルへの対処法(第27回)裁判所の差押命令への対応」『病院』第82巻第7号(医学書院)を執筆しました
「令和5年 株主総会セミナー」を実施しました
田辺総合法律事務所との共同編著にかかる「Q&A民事保全・執行 実務の勘どころ110 ―申立てから事件終了まで―(新日本法規)」が発刊されました
「医療機関で起きる法的トラブルへの対処法(第17回) トランスジェンダーの職員への合理的配慮」『病院』第81巻第9号(医学書院)を執筆しました
「令和4年 株主総会セミナー」を実施しました
「大阪弁護士会職員向けハラスメント研修」を実施しました
「令和3年株主総会セミナー」を実施しました
「改正会社法施行規則の実務対応」ビジネス法務2021年3月号(Vol.21)を執筆しました
「Q&Aでわかる業種別法務 製造」が出版されました
「Q&A兼務役員の法務と実務―企業集団における人材活用」を田辺総合法律事務所との共著で出版しました
「下請法セミナー~相談事例検討と各社の運用~」を実施しました
「色川法律事務所株主総会セミナー」を実施しました
「色川法律事務所契約法セミナー」を実施しました
「平成29年株主総会に向けた勉強会」を実施しました

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