客員弁護士

上田 善久

YOSHIHISA UEDA

上田 善久

東京事務所 日本語・英語


メッセージ

長い公務を終えて縁あって色川法律事務所に入所し、法律実務からは異文化ともいえる行政や外交分野での体験を踏まえて、これまで、企業不祥事に関する特別調査委員会の委員、英文契約書のリーガルチェック、米国歳入庁からの税金還付案件などを担当しました。
また近時、国際的にも各種ルールの整備、強化が進んでいるSDGs/ESGに関連する企業法務をフォローし、弁護士会の活動に役立てています。
これからも様々な分野での人的繋がりや情報ネットワークを充実させ、常に創業の理念に立ち返りつつ変動激しい時代に応じたサービスが提供できるよう心がけていく所存です。

経歴

1951年 生まれ
1969年 灘高等学校卒業
1973年 司法試験合格
1974年 東京大学法学部卒業、 大蔵省入省
1980年 延岡税務署長
1984年 在米日本大使館一等書記官
1994年 大蔵省国際金融局国際資本課長
1999年 神戸税関長
2000年 大蔵省(財務省)大臣官房審議官
2001年 米州開発銀行理事
2005年 国際協力機構(JICA)理事
2013年 弁護士法5条による認定
2014年 パラグアイ共和国駐箚特命全権大使
2017年 色川法律事務所東京事務所 入所

役職・所属・資格等

役職

  • AFSコーポレーション 社外取締役
  • 公益財団アジア・人口開発協会 監事
  • 一般社団法人日本パラグアイ協会 特別顧問

所属

  • 第一東京弁護士会 環境保全委員会委員

主な案件実績

  • 企業不祥事に関する特別調査委員会委員
  • 英文契約書等のリーガルチェック
  • 故人に対する米国歳入庁からの税金還付事案の手続代行等

主な著作

  • 「ブレトンウッズ体制の終焉 キャンプ・デービッドの3日間(ジェフリー・E・ガーデン著)」(2022年 勁草書房 共訳)
  • 「持続可能な地域活性化と里山里海の保全活用の法律実務-SDGs、地方創生ビジネス、再生可能エネルギー-」(2021年 勁草出版 分担執筆)
  • 「パラグアイを知ってもらうために : 南米を眺める新たな視点」(2016年 ラテンアメリカ協会 論文)
  • 『とてつもない特権-君臨する基軸通貨ドルの不安-』(2012 勁草書房 共訳)
  • 『援助じゃアフリカは発展しない』(2010年 東洋経済新報社 共訳)
  • 『新世界投資読本』(1995年 財経詳報社 著者)